「半落ち」横山秀夫タイトルだけ聞くと、ホラーぽいですよね。
実際借りてきたら主人が
「それ怖いんじゃない?読めるの?」
と心配してきました。
私も初めはそう思ったんですが
映画になった時にTVで少しあらすじをやっていて
警察用語で「完全に落ちていない」状態を
半落ちと言うことを知りました。
興味があって読んでみたのですが
とても文章力のある本で
どんどんどんどん読めていきます。
警察官・裁判官・新聞記者などがそれぞれ主人公となり
複数の視点から、一人の人間を描いていて
結末には、最初に出てきた警察官が脇役として登場。
そして、やっと謎が解けるというお話です。
意外なラストに、ぽにーもホロリときてしまいました。
やっぱり文章の上手い人の書く本は
読んでいてとても楽しい!
警察だの検事だの出てきて
訳の分からない用語も出てきましたが
決して明るくはないお話でしたが
どっぷりと本の世界に入れました。
読書を楽しむってこういうことだと思います。
次はどの本を読もうかな。
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